新体操用語「締める」「首を返す」はバク転練習でも大事なので覚えておこう。

バク転・バク宙

バク転教室の先生の口から必ず出る「締める」と「首を返す」という言葉。
新体操でも重要な用語ですから、ついつい出てしまう言葉なのですが、初心者にとってはわかりづらい概念だったります。
でも、わかってしまえは上達につながること間違いなしです。

■「締める」とは

スポーツをするなら習得必須の力である「腹腔内圧」(通称:腹圧)と密接な関係があります。
体の軸となる”体幹”の強化には欠かせない力でもあります。
平たく言えば、お腹を膨らましたり凹ませたりする力が「腹腔内圧」です。
もちろん、バク転にも必須の力です。

倒立や側転という運動は、体を真っ直ぐにすることによってできる運動です。
この体を真っ直ぐするという動作に必要なのが、腹腔内圧なのです。

腕を真上に上げながら仰向けになり、両腕を真上に挙げて呼吸を吐きながらお腹を凹ませて背中を地面にピッタリくっつけられれば「締まった状態」です。

■「体を締める」とは?

体を一本の棒のようにするということを「体を締める」といいます。
例えば、バク転の手を着く瞬間に体を締めます。

■「足を締める」とは?

バク転時に足が無意識に開くことがあり、多くの人にとって永遠の悩みになっています。
これもまた「体を締める」ことに繋がるのですが、手の先から足の先まで力を入れる意識をすると足が締まります。

■「お尻を締める」とは?

お尻をキュッと引き上げて体を固めることを言います。
バク転のジャンプと同時に腰元を持ち上げる時に、お尻に力を入れ背筋を使い体幹を意識します。

■「お腹を締める」とは?

おなかに力を込めて体の軸を締めることを言います。とはいえ、
お腹の筋肉だけ力を入れるだけではなく反対にある背中の筋肉も力を入れる必要があります。

■「首を返す」とは?

バク転の「空気椅子」の時に、恐怖心のために、正面を向かずすぐ首を返してしまいがちです。
そうすると、着手時には腕の回転が止まり、手が回転の内側に入らず、肩も肩角度がついてしまいます。
そうではなくて、後方に跳ぶときに瞬発的に首を返し着手することがポイントとなります。

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